TEDの特徴、勉強法~カッコよく、気分よく練習しましょう~

一時期、英語の学習教材として、いろんなメディアで紹介されていた「TED Talks」。

最近は日本での認知度も高まったようで、あまり騒がれなくなりましたが、世界最高峰のプレゼンを、生の英語で映像つきで聞けて、英語・日本語のスクリプトありで、そして無料と、英語の学習教材としては申し分ない機能を備えています。

ただ、スピードが速い(現地のオーディエンスはネイティブかそれに近いレベルの人なので、プレゼンターも当然ナチュラルスピードで話します)、テーマによっては内容が学術的で難しく、単語も聞きなれないものが多かったりと、TED Talksを使って初学者~中級者が学習を始めるには、ハードルが高いのも事実です。

一方、TED Talksで話されるテーマは知的好奇心をそそるものが多く、そもそも内容自体が面白いものが多いです。

例えば、「夢を叶えたいなら人には話すな」とか、一時期書籍でも流行りました「Grit(何かをやり遂げる力)」に関するプレゼンなど、これを上級者になるまで学習に生かさないのはもったいない・・・、ということで、今回は初学者~中級者の方向けに、TED Talksを使った学習法を紹介します。

 TED Talks

TED Talksのおすすめポイント

TED自体は世界的講演会「TED Conference」(テド・カンファレンス)を開催(主催)している非営利団体なのだそうでして、色々な事業をしているようです。

その中でも、彼らの主催する貴重な講演をインターネットで無料配信するプロジェクトのことを、特に「TED Talks」と呼ぶそうなのですが、以下では、簡単に「TED」と記載します。

1.たくさんの素晴らしいプレゼンが見れる・聞ける

TED最大の特徴です。世界的にも著名な人のプレゼンを見れて、英語で聞くことができます。

プレゼンターは、研究者、有名大学の教授からビジネス界の大御所、はたまた一般の方まで、非常に幅が広いです。なので、話されるテーマも豊富でかつ、内容も思わず「なるほど~」と思ってしまう興味深いものが多いです。

一方で、固い内容だけではなく、思わず笑ってしまう面白いもの、日常生活に関するものあり、飽きません。

2.いろんなしゃべり方に慣れることができる

これは、「CNN10」の紹介のところでも書きましたが(「CNN 10」の特徴、勉強法~レベルが高いのでスクリプトを活用!~)、生の英語を聞く際には、いろんな方のしゃべり方に慣れることも重要です。

TEDでは、多くのプレゼンターがいますので、色んな人のしゃべり方に慣れることもできます。

3.英語・日本語のスクリプトがある

英語のスクリプトが準備してあるサイトは多いですが、日本語のスクリプトまでしっかり用意してあることが、TEDの大きな特徴です。

以下の「おすすめの勉強法」のところでも書いていますが、内容が難しい場合は、まずは日本語のスクリプトを見て内容をある程度把握してから聞くと、フラストレーションがたまらずに勉強できます。これも、TEDならではですね。

4.無料

動画視聴は無料です。ダウンロードも無料で可能です。

おすすめの勉強法~短い講演を、徹底的に学習する~

英語の学習教材としては、いいところがたくさんあるTEDなのですが、がっつりナチュラルスピードで話される上に、内容も難しいものが多いので、教材のレベルとしては別で紹介している「CNN10」よりは難しいです。

ですので、以前からおすすめしている方法である、「短い動画を徹底的に聞く」、という方法で学習を始めるのが良いです。

最初に聞くと本当に話すスピードが早すぎて、「?」となるかもしれません。

そういうときは、動画の最初の30秒とか、1分は頑張って聞き取りにチャレンジしてみましょう。ここで、耳を集中させて、聞こうとする努力が、ヒアリング力の向上に確実につながります。

また、短い動画のほうが、ゴールが見えているため、達成感があります。これは、学習のモチベーション上、結構重要なことです。「1本のTEDの動画を学習し終えた」という確かな自信と達成感を持つために、最初は必ず短い動画を選んで学習しましょう。

そして最初は、いろんな動画を見たりして手を広げすぎる必要はありません。

ヒアリング力向上のためには、いろんな教材を聞く必要はあるのですが、それはもう少し、耳がナチュラルスピードについてきてからの段階です。

耳が慣れるまでは、2個から3個の動画を徹底的に聞くことの方が重要です。もう、話されてる英文も大体覚えてきた、ぐらいまでに聞けたら徐々に動画の数を増やして学習していきましょう。

なお、この学習方法は、「CNN10」を使った学習方法と基本的には同じですので、そちらの記事も参考にしてみてください(「CNN 10」の特徴、勉強法~レベルが高いのでスクリプトを活用!~)。

ただ、このTEDに関しては話されるテーマも出てくる単語も少し難しいのは事実なので、TEDのスピードに慣れるまでは、動画を聞く前に日本語のスクリプトだけを読んで、内容を把握しておく方法もよいです。

やはり、内容を知っていると、難しいヒアリングのストレスも減りますし、何より内容自体が面白いと、「英語も聞いてやろうかな」という気持ちもわきます。

短めの動画の探し方

ここでは、短め動画の探し方を紹介しておきます。

探し方は、TED Talksのホーム画面で、右上に「Duration(「長さ」、という意味です)」を選択すると、「0-6 minutes/6-12 minutes…」といった感じで動画の長さでソートをかけることができます。ここで、「0-6 minutes」を選べば、6分以内で終了する短い動画だけが並びますので、短めの動画だけを探すことができます。

また、右下の「Sort by」から「Most Viewed」を選択すれば、視聴回数が多い順に動画が並びますので、人気のある動画の検索もすぐにできます。

おすすめの短めTED動画

最初っから面白そうな動画を探すのも時間がかかりますので、私のおすすめ短め動画をいくつか紹介します。

これらは、他のTEDまとめサイトでも紹介されている有名なものなので、ご存知の方も多いかもしれませんが、念のため。

1.ジェイ・ウォーカーが語る世界の英語熱

おそらくTEDの中では話すスピードがかなり遅い方で(プレゼンターも意図的に遅く話しているような気がします)、TED学習のとっかかりとして良い動画です。

私も一番最初にTEDで学習を始めた動画がこれでした。

2.マット・カッツの30日間チャレンジ

タイトルからして面白そうですが、要は「30日間でいろいろやってみようぜ!」というものです。

私たちの英語学習に通ずるものもあり、「俺も(私も)30日間だけ、とりあえず英語の勉強頑張ろうかな」という気になります。

3.社会運動はどうやって起こすか?

タイトルだけ見ると内容が難しそうですが、どうやって社会的なムーブメントが起きるかという仕組みを、思わず笑ってしまう「ある人たち」を題材に、簡単に説明しています。

このプレゼンターは非常に滑舌も良く、聞いてても心地いい英語なのですが、かなりの速度で話しますので、初学者~中級者にとっては難しいと思います。

ただ、動画を見てるだけでも面白いので、最初は「この動画、面白い!」という感覚を大事にしつつ、日本語スクリプトを確認し、流し聞きから始めて、徐々に本格的な聞き取りを始めると学習に対するストレスも少ないです。

カッコよく、気分よく、英語が上達した「気分」になってみましょう!

「TED最大の特徴は、世界的にも著名な人のプレゼンを見れて、英語で聞くことができること」と、先ほど書きました。

ただ、個人的に考えるTED Talks最大の魅力は、「カッコいいプレゼン」を見ることができることです。

英語を勉強しているなら、いつかはTEDのプレゼンターのように、自信満々で、身振り手振りを踏まえながら、よどみなく英語でプレゼンしてみたいと思いませんか?

彼らのプレゼンを真似しながら勉強すると、カッコよく、気分よく英語を話せる気がしてきて、何となくテンションも上がります。

恥ずかしいかもしれませんが、TEDプレゼンターの話し方、イントネーションを真似しながら声に出して練習すると、何だか英語が上手になった気がします(笑)。

実際には、すぐに上手になることはないのですが、この上手になった「気がする」という効果は、学習の継続には非常に重要で、意外とあなどれません。

ぜひ、このTEDを利用して、カッコよく、気分よく英語の学習を続けてもらえればと思います。

TED Talks












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